テーマ:エターナル

エターナル42 グレン王崩御

グレン王崩御の報にさすがのフィオナも固まった。 『フィーネ、あんたも来な。お客人はここを動かないで。』 フィーネを誘いグレン王の住む城へと向かう。 マトンはフィオナが出て行くのを見届けるとレオンに向かってにっこりと笑った。 『レオン。ほら、さっさと後をつけて。私はここでお茶を飲みながら待ってるわ。』 『まったく人使いの荒い…
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エターナル41 亡命

フィオナの家でレオン達4人は食卓を囲んで座っていた。 主に話をしていたのはフィーネで、帝国潜入から現在に至るまでの経緯をかいつまんで、母であるフィオナに報告していた。 ひとしきりフィーネの報告が終った後でマトンがこの国に来た用件を切り出した。 『フィオナさん。私達は今帝国と敵対しているわ。このままではらちがあかないの。ジャパ国…
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エターナル40 マトン

フィーネが自分の母を連れて追いかけていくと、レオンが独り佇んでいた。 レオンの視線の先には、マトンが建物のそばで膝を抱えて座り込んでいる姿が見える。 フィーネがマトンの方に向かおうとすると、レオンが無言で手を出して行く手をふさいだ。 『レオン。私、マトンに謝らなくちゃ。』 フィーネがレオンに訴えかける。 レオンはゆっくりと…
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エターナル39 フィーネの母

ジャパ国への密航は簡単だった。 前回、苦労して結局渡られなかったのが嘘のようである。 ジャパ国へ降り立ったレオン・マトン・フィーネは、まっすぐにフィーネの母の元に向かった。 フィーネの家はジャパ国の首都トキオの中にある。 船着きばからトキオまでは馬で約3日程の距離にあった。 道中何事もなく3人はトキオへ入ることが出来た。 …
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エターナル38 帝国混乱・・・自作小説

『全員がジャパに移動する前に、先行でジャパに潜入した方が良さそうね。ジャパに向かうのはフィーネさんは当然として、他にはレオンと私かな。』 マトンはそう提案した。 これに反論したのはマヌである。 『マトンさんとレオン殿がいなければ帝国が再び攻めてきたとき、どうするんです?私達だけではソード山は守れませんよ。』 当然の疑問である…
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エターナル37 フィーネの告白

マトンとグラムがゼビスをぼこぼこにし終わり息をついたとき、レオンとフィーネが戻ってきた。 フィーネの眼にもう涙はない。 (どうやら、レオンがうまく説得したようね。) マトンも少しほっとしていた。 再び皆の元に戻ったフィーネは一礼すると自分の素性の説明をはじめた。 『心配をかけしました。ゼビスさんのおっしゃるとおり・・・』 …
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エターナル36 レオンの告白・・・自作小説

どんどん走っていくフィーネの後をレオンは無言で追いかけた。 体力の限界まで走った後、フィーネはやっと立ち止まった。 『フィーネ。』 肩で息を切らしているフィーネにレオンは後ろから遠慮がちに声をかける。 フィーネは前を向いたまま無言である。 『俺は、永遠の時間を生きるものだ。』 突然のレオンの告白にフィーネははっとして…
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エターナル35 戦の後・・・自作小説

ソード山の戦いの後、レオン達、主だったメンバーはソード山に集まっていた。 大勝利の後だ。ほぼ全員が勝利の喜びに震えていた。 中でも一番喜んでいたのはセントソードの部族の長グラムである。 『レオン殿、セントソードの部族は救われましたぞ。レオン殿にお仕えして良かった。ものども酒宴の準備をせよ。今日は飲み明かすぞ。』 グラムは上機…
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エターナル34 ソード山の奇跡・・・自作小説

ローレンは何とか部隊をまとめつつ、元の火計の位置まで戻った。 (先行の部隊は無事だろうか?とにかく、まだ600名いる。火計さえ成功すれば、挽回できるはず。) 祈るような思いで命令を下す。 『火を放て!』 兵達が油が染み込んだ俵に向け火矢を放った。 数本の火矢が俵に当たり、俵が勢い良く燃え始める。 (これで後は、待つだけだ…
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エターナル33 ソード山の戦い・・・自作小説

疲労困憊の状態でソード山のふもとについた討伐軍だったが、実はここからが問題だった。 ソード山には道が通っていない。通っていたとしても獣道である。 大軍を進軍させるには相当の困難が予想された。 軍に一旦休憩を命じた大将軍シオンは天幕の中で軍師であるローレンと天幕の中で今後の方策を話し合っていた。 『ローレンよ。やっとここまで辿…
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アルファポリスファンタジー小説大賞投票終了しました。

2008年9月30日でアルファポリスファンタジー小説大賞が終了しました。 皆様の応援のおかげで最終順位はなんと・・・・・・ 21位 最初の作品についてはまずまずの結果だったと思います。 これも皆様の応援のおかげです。 本当にありがとうございました。 今日は久しぶりに雑記系の記事を書きたいと思います。 エターナルを書…
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アルファポリスファンタジー小説エントリー中です。

2008年9月に開催されるアルファポリスファンタジー小説大賞にこのブログで公開している小説『エターナル』をエントリーしました。 投票にはアルファポリスへの市民登録が必要ですが、投票者には抽選で10名様に賞金1万円があたるそうです。 投票方法の詳細はこの記事の真ん中あたりに書いてありますので是非ご覧下さい。 小説『エターナル』に清き…
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エターナル32 襲撃者・・・自作小説

シオン率いる討伐軍はソード山に向け進軍していた。 1000名もの軍隊のため、行軍スピードは遅い。 ソード山への到着はおよそ一週間後になる見込みだった。 行軍開始から3日目の野営地で異変は起こった。 野営を開始し、見張り以外のものが寝静まったとき、単身切り込んでくる人影があったのである。 人影は、見張りを切り倒すと、爆弾を野…
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エターナル31 討伐軍結成・・・自作小説

レオン達が迷いの森を発つ数日前、皇帝ギュイの元に伝令が入った。 現在の帝国では下々の兵でさえ直接皇帝に報告することが出来る。 ギュイが皇帝になった時、真っ先に改善したのがこの部分だった。 以前の帝国では報告は組織を通じて行われていた。 そのため、どんな重大な報告でも皇帝の耳に入る時には、内容が変質していたり、最悪の場合は皇帝…
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エターナル30 宝石の謎・・・自作小説

沈黙が部屋の中を支配していた。 フィーネは、じっとレオンを見つめ続ける。 マヌはどうなるか興味津々の様子だ。 レオンはうつむいたまま動かない。 『少し昔話をしよう。』 しばらくして、諦めたのかレオンが語り始めたのは次のような物語だった。 *** パンゲア聖皇国の王は、玉座にあるうちは正妻を迎えようとはしなかった…
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エターナル29 迷いの森の錬金術師・・・自作小説

マトンの協力が決まり、レオン達は別の部屋に移った。 椅子が一つ破壊されたため、全員が座ることが出来なかったのである。 『今、セントアーマーの部族はどうなっている?』 やっと座れたレオンが口を開いた。 『ほとんど残っていないわ。私が迷いの森に連れてきた人達もわずかだったしね。他の部族と違って元々が寄り合いのようなものだったから…
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エターナル28 マトン・・・自作小説

マトンはレオン・フィーネ・マヌの3人を自宅へ案内した。 もっともレオンは耳をつかまれ、ひきづられていたままだったが・・・ 『お二人ともこちらへ座って下さいな。』 マトンは部屋の中に入るとレオンの耳を離し、フィーネとマヌに椅子を勧めた。 レオンも同じように座ろうとすると鋭く制止する。 『あなたはそこに立ってなさい。』 座ろ…
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エターナル27 迷いの森・・・自作小説

迷いの森。 帝国と南の隣接国ポポスの中間点にある森である。 そこは、常に霧が立ち込め、その森に入ったものは何故か変な方向に出てしまうことから迷いの森と名付けられた。 その中枢に進めたものは、未だかつていない。 レオン達はゼビスの商団を後にしてから、数日で迷いの森の入り口にたどり着いた。 レオン達にとって幸いだったのは迷いの…
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エターナル26 三種の神器・・・自作小説

ゼビスの元を去ったレオンはフィーネとマヌの元に戻った。 フィーネとマヌは事前に何も説明を受けていなかったためイライラしていた。 レオンが戻ると矢継ぎ早に質問を飛ばす。 『ゼビスさんに何を頼んでいたのですか?』 『あなたとゼビスってどういう関係なの?』 『今は時間が惜しい。次の目的地は迷いの森だ。いくぞ。』 レオンはそ…
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エターナル25 取引・・・自作小説

ゼビスは商団の天幕の中で書類整理をしていた。 すると音もなくゼビスの前に現れた人影がある。 ゼビスはいつもの通り顔もあげずに報告を待った。 『報告します。・・・・』 男の声だ。声はそのまま沈黙を保つ。 沈黙の長さをいぶかしく思ったゼビスは顔を上げた。 『ひっ』 冷静沈着なゼビスが思わず声を上げそうになった。 ゼビ…
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エターナル24 新たな同行者・・・自作小説

ゼビスの元へ駆けていく途中、男が一人で歩いてくるのが見えた。 その男はレオン達を認めると大きく手を振り始める。 『おーい。レオンさん、フィーネさん。』 こちらの名前まで知っているようだ。 男の顔がわかる位置まで来るとフィーネが短刀を抜いて飛び掛ろうとした。 『待て。フィーネ!』 レオンが慌ててフィーネを制する。 フィー…
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エターナル23 2度目の旅立ち・・・自作小説

レオンはいつまでも抱きついているフィーネの手をそっと外した。 これからのことを考えなければならない。 レオンは今後のことを話し合うため、フィーネとグラムを連れ、休憩しているセントソードの部族と少し距離を取った。 『これから、帝国がソード山に討伐軍を送ってくる可能性が高い。グラムよ。帝国軍がソード山に進軍してきたと仮定して勝つ自…
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エターナル22 抱擁・・自作小説

窮地を脱したレオンとフィーネそしてセントソードの部族はソード山の方向へ駆け続けた。 敵の姿が見えなくなったところで、やっとレオンが部族を停止させる。 部族の顔には思わぬ勝利への高揚感とレオンへの尊敬の念が浮かんでいた。 グラムが何か言いたそうにしているのを手で制し、レオンは部族に休憩を命じると最後尾で倒れるように休んでいるフィ…
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エーナル21 神の矢・・・自作小説

レオンはフィーネを連れ方陣を組んでいるマヌの部隊に突撃した。 正面のセントソードの部族をかろうじて押し戻していたマヌの部隊にとっては背後からの強襲である。 たちまちマヌの部隊は浮き足だし方陣が崩れた。 レオンはあっさりと敵兵を突破するとグラム率いるセントソードの部族に合流する。 マヌはレオンが脱出したことに歯噛みしながら…
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エターナル20 襲撃・・・自作小説

マヌと護送の兵達は適度に休みを取りながら首都ディモネードに向かっていた。 荷車に載せられたレオンは観念したのか歯向かう様子も見せない。 マヌはレオンの武芸の腕と捕縛したときの潔さに密かに感動を覚えていた。 (これほどの男がどうして王宮に捕らえられていたのでしょう?) マヌの疑問も最もである。 何かとレオンに話しかけ、レオン…
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エターナル19 再会・・・自作小説

目を覚ました時、フィーネはベッドの上にいた。 部屋の中の風景は見慣れないものだった。 『ここは?』 フィーネは体を起こそうとした。 『つっ』 全身に痛みが走った。 腕を見ると丁寧に包帯が巻いてある。 『目が覚めたか?』 そういいながら入ってきたのは大男だった。 グラムである。 グラムの顔を見てフィーネはこ…
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エターナル18 疾走・・・自作小説

フィーネは走り続けていた。 港町セントを抜け、帝都へ向かう道へ出る。 いつしか、夜もあけて太陽が昇ってきた。 途中疲れからか、石につまづき派手に転んだ。 『つっ』 (このくらいのことで) フィーネは擦り傷だらけになりながらも踏ん張って立ち上がる。 太陽が随分高く昇ってきた。 それでもフィーネの足は止まらない。 …
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エターナル17 それぞれの思い・・・自作小説

フィーネは泣きながらセントの町を歩いていた。 レオンにもらったお金の入った袋がやけにあたたかい。 脳裏によぎるのはレオンとの思い出ばかりだ。 牢での出会い 王宮からの脱出。 焚き火を囲んで話し合ったこと。 ソード山での決闘。 そして先ほどの別れ 思えばレオンは常にフィーネを守ってくれた。 フィーネはレオンの背中…
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エターナル16 捕縛・・・自作小説

(後はレオンをフィーネに会わせ、その後、皇帝の元に連行するだけだ) マヌはそんなことを考えながらレオンを連行していた。 レオンは相変わらず従順である。 しばらくして一行はフィーネの監禁場所の倉庫についた。 倉庫の扉を開け中に入る。 扉の中には縛られたフィーネとマヌの連れて来た護衛兵の残りがいた。 フィーネはレオンの顔…
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エターナル15 罠・・・自作小説

置手紙にはこう書いてあった。 <女は預かった。返してほしければ町のはずれの倉庫まで来い。> レオンはフィーネの元を離れたことを後悔しながら町外れの倉庫へと向かった。 町外れの倉庫では、マヌはレオンが来るのを待っていた。 マヌはゼビスの立てた計略通りにことを進めたものの本当にレオンが来るかどうかが不安だった。 ゼ…
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